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プレスリリース

Web会議システムを使った遠隔地でも手軽に楽しめるオンラインチームビルディングが、案外盛り上がる。

2020.05.28


コロナ禍でリモートワークを取り入れている企業が増えています。「通勤時間がかからないため、時間が有効活用できる」「働く時間を調整できるので、無駄なストレスがかからない」などのメリットがある一方で「社員同士のコミュニケーションの機会が減った」「お互いの仕事の状況を把握することが難しい」など業種によっては向き不向きがあるようですね。
そこで社員のコミュニケーション機会の活性化ということで、Web会議システムを使ったオンラインチームビルディングイベントを開催し、おなじみのZOOMを使った「人狼」、そしてテーブルを自由に移動しながら会話できるRemoを使った「ワードウルフ」をやってみました。


【オンライン人狼 in ZOOM】
事前に準備したもの
・ゲームマスター(進行役)
・ゲームプレイに必要な事前情報などをまとめたハンドアウト
・オリジナルバーチャル背景

人狼は、ご存知の方も多いと思いますが、
村人チーム、人狼チームに分かれて会話をしながら相手の正体を探っていくゲームです。
村人は、誰が人狼なのかを推理して人狼を処刑できれば勝利、人狼は村人をだまして生き残れば勝利となります。
ゲームは昼と夜のターン制。昼はプレイヤー全員で「誰が人狼か」を推理する時間。会話を通して人狼と疑わしい人を探し出して、投票で一人を選び追放します。夜は人狼のターンです。村人を一人処刑してゲームを進めていきます。
昼と夜のターンを繰り返すことで人数が少なくなり、人狼を滅ぼせば村人チームの勝利、人狼が生き残れば人狼チームの勝利となります。

【開場時間】
各自参加者が続々とログインを始めます。不穏な雰囲気のホラー系BGMが流れるなか、ゲームマスターの登場を待ちます。参加者は14名となりました。

【ルール説明開始】
ゲームマスターが登場し、ハンドアウトを画面共有しながらルール説明が始まります。バーチャル背景はチャットで配布され、各自設定を行います。オンライン画面上でも何となくイベントのコンセプトが伝わりますね。

【役職決定】
オンラインという事で役職もシンプルに
・村人 10名
・占い師 1名
・狼 3名
※役職は、各参加者に個別にチャットでお知らせします。


【オンライン人狼スタート】
まず夜のターンです。参加者全員「音声・カメラをオフ」にします。
このとき占い師は、一名だけ役職を確認することができます。
※ゲームマスターとチャットで確認します。


夜が明けました。
昼のターンでは、会話による探り合いが始まりますが、オンラインで活発に会話を進めるためには「推理ターン」を設けることをおすすめします。参加者が順番に誰が人狼チームなのかを推理しながら発言していきます。このとき村人チームは画面上の顔色などから判断するしかありませんが、人狼チームは村人の発言を利用したり、オンライン画面上だと「うなずく」という行為も同調性を高めることにもつながりますので、周囲の様子をうかがいながら防御策を打つこともできます。なぜか無表情な人が疑われる可能性が高いです。
昼のターンが終了。人狼だと思われる人を投票で決定し追放します。
このとき各自チャットからゲームマスター宛てに追放したい人(一名)の名前を送ります。ゲームマスターが集計し追放者が決定されますが、最多得票者が複数いた場合は、最多得票者のなかから追放者を決める投票を再度行います。
追放された人は「音声はオンのまま」「カメラをオフ」にします。

夜のターンでは、人狼チームだけが行動できます。人狼チーム3人の投票により、その日の犠牲者が決まります。人狼チーム3人からゲームマスター宛てに処刑したい人(一名)の名前を送ります。

恐ろしい夜が明け、この日の犠牲者が発表されます。
という感じでゲームは進んでいくのですが、結果的に人狼チーム3名が生き残り人狼チーム大勝利に終わりました。14人という比較的大人数でパソコンの画面でしか表情を把握できないとなると、少人数とはいえ状況を把握している人狼チームの方が有利にゲームを進めていた印象です。

オンラインでは特に先導役となるゲームマスターの役割が重要となります。イベント演出経験のあるゲームマスターが進行役となることで、参加者が迷うことなくスムーズにゲームを展開することができました。ストーリー性をもたせたり、BGMやビジュアルなどで雰囲気づくりをすることも参加者の没入感を高める秘訣となります。またオンラインならではの楽しめるルールを考えることでさらに盛り上げることもできると思います。


次は場所を移して
【ワードウルフ in Remo】
事前に準備したもの
・盛り上がるお題
・ゲームマスター(支配人役)
※ゲームには参加せず、各テーブルを回り盛り上げる役
・ゲームプレイに必要な事前情報などをまとめたハンドアウト

ワードウルフとは、みんなで『あるお題』について話し合うなか『みんなとは異なるお題』を与えられた少数派の人(ワードウルフ)を探し出すゲームです。人狼と同じような会話形式のゲームですが、ルールは人狼よりも簡単でシンプルなので手軽に楽しむことができます。最近ではTV番組やYouTubeで見かけることも多いと思います。

【開場時間】
場所は変わってテーブルを自由に移動しながら会話できるWeb会議システムRemoになります。ログインした順番にランダムに6人席に配置されていきます。

【ルール説明開始】
ゲームマスターが登場し、ハンドアウトを画面共有しながらルール説明が始まります。


【オンラインワードウルフスタート】
お題はゲームマスターより各自にチャットで送られます。ワードウルフの面白さは「お題」の選定にあります。世代や趣味により適した「お題」を選定することによって盛り上がります。
まずは、自分に与えられた『お題』を確認します。(他の人にはバレないようにして下さい。)トークタイムでは、全員で「お題」について自由に話し合います。このとき「誰がワードウルフなのか」ということを推理しながら喋ります。 話し合いの中で、「みんなの会話と自分のお題がズレている」と感じたら、あなたがワードウルフかもしれません。

2分間のトークタイムが終了したら、投票タイムとなります。みんなで一斉に『ワードウルフだと思う人』の名前を言い、「最も多くの票を集めた人」が処刑されることになります。このとき少数派(ワードウルフ)が選ばれれば市民側の勝利、市民が選ばれた場合は、だまし通せた少数派(ワードウルフ)の勝利となります。
今回のお題は「親友の失恋/濡れた猫」「はちみつ/かき氷」「ナンパ/一目惚れ」などなど。


オンラインでの会話は、6人くらいがちょうど良いように感じました。またRemoは音声がクリアだという声もありました。その他みんなでお絵描きできるホワイトボード機能など共有して遊べる機能もありますので、みなさんも色々と試してみてください。

※Remoでは、マイクとカメラがオンにできないというトラブルがよくあるようですが、ブラウザはChrome推奨、Chromeの翻訳機能がOFFなっていること、カメラとマイクが許可されているかなどを確認することで解消されたりします。また、基本的に英語対応なのでちょっと取りつきづらいということもあると思いますが、使い慣れると面白いです。

新型コロナ感染拡大の影響で流行したWeb会議システムですが、リモートワークやZOOM飲み会など以外にも色々と活用方法はあると思います。例えば、Web会議システムを使ったオンラインチームビルディングイベントであれば、遠隔地の営業所の社員とも定期的に交流ができて、交通費や移動時間もかからずに手軽に社員同士の交流が図れると思います。
「営業所対抗オンライン人狼」などご興味のある方おりましたら、お気軽にお問い合わせください。