新型コロナウイルスの影響について考える

下北沢「桃太郎」プロジェクト再開に期待!

新型コロナウイルスの影響について考える

新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの舞台やコンサートなどが中止・延期となりました。

こうした状況だからこそ芸術文化を心から楽しみたいと思う人は多いと思います。
文化庁でも「芸術文化は、人々に感動や生きる喜びをもたらして人生を豊かにするものであると同時に、社会全体を活性化する上で大きな力となるものであり、その果たす役割は極めて重要」と定義付けています。ヨーロッパでは、収入減に直面する文化施設や芸術家に対して大規模な支援をしているというニュースが流れていますが、日本では補償のある自粛要請に踏み切れていないのが現状です。

新型コロナウイルスの感染拡大により、舞台芸術界は大きな打撃を受けています。

今までの生活を取り戻す第一歩となる事を願って、弊社スタッフとともに一緒にイベントをつくっているディレクターであり舞台俳優としても活躍する佐藤 正和氏が中心となり、下北沢「桃太郎」プロジェクトは立ち上がりました。
『演劇人が子供たちに見せたい本気の「桃太郎」!』を演劇の街下北沢「本多劇場」で上演するプロジェクトです。
新型コロナウイルスに負けぬよう「できる限り安全な空間を自分たちの手で作りたい!」「子どもたちに演劇のおもしろさを伝えたい!」という力強いメッセージを下北沢「本多劇場」から発信し、大きな打撃を受けている演劇界、そして新型コロナウイルスで苦しむ世界中の人々に希望を与えることを目的としています。
今回の主旨に賛同した弊社の有志も、このプロジェクトに協力し準備を手伝っておりましたが、2020年3月29日の上演に向けて着々と準備が進むなか、新型コロナウイルス感染者数の増加と自粛要請をうけて、ついに3月27日、延期することを決定しました。苦渋の決断ではありますが、「中止」ではなく「延期」となりますので、再開にご期待ください。

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子供たちに舞台の楽しさを伝えるために、演劇人が全力で作り上げる本気の「桃太郎」、下北沢「桃太郎」プロジェクトが実現することを紹介します。(2020年3月24日時点)

劇場の安全対策を徹底いたします。
①来場者(スタッフ含む)には、検温、消毒、マスクの着用を実施します。
②手作りで消毒液(次亜塩素酸水)を作り、場内に散布します。
③客席の換気を実施します。
④ワークショップにて手作りマスクをつくり、防疫意識を向上させます!
⑤舞台と客席、客席間の距離をできるだけ確保します。(※指標は1500㎜~2000㎜。)
定員386名の客席に30名程度の来場者を想定。(※着席率10%未満。)
本プロジェクトはこれから先の安全な劇場作りのモデルケースになることを目指しております。

演劇や劇場をより身近な場所にする。
①開演前(もしくは準備日)には劇場ロビーなどを使って、適正な安全管理のもと、実際に舞台で使う小道具を子供たちと一緒に作ります。
②登場するキャラクターのマスクを自分たちで作って着けてもらう。
③劇中の歌を練習して、本番で一緒に歌ってもらう。
など「一緒に舞台をつくる」という体験を通して、劇場がより身近な場所になり、演劇がより身近な存在になることを企図します。

より多くの人たちに芝居の魅力を伝える。
お客様は、世界の子供たち!
遠隔地を含めた多くの子供たちに「演劇の魅力」を知って欲しいという思いから、公演はインターネットで生配信(YouTube Live)いたします。また、アーカイブでの視聴も想定しています。

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今回は苦渋の決断で延期としますが、近い将来に必ず上演すると約束し、2つの動画が配信されています。

2020年3月29日に本多劇場で上演する予定だった下北沢「桃太郎」プロジェクトは、自治体からの自粛要請を受けて延期となりましたが、このプロジェクトの企画者である佐藤 正和氏が、急遽自宅から生配信した人形劇「桃太郎」と、ほぼ準備の終わった本多劇場で撮影した「公演延期のお詫び」をご覧ください。

このプロジェクトに寄せられた大きな期待。

クラウドファンディングでは数時間で目標金額を達成し、その後も短期間で増え続け、結果的に目標金額を大きく上回ることとなりました。
これはエンタメ業界に限らず、様々な業界の人たちが先行きの見えない不安に立ち向かう人へ大きな期待を抱いていることの表れだと思います。

「安心できる劇場空間を自分たちで作って「桃太郎」を上演したい!」下北沢「桃太郎」プロジェクト実行委員会クラウドファンディングはこちら
※現在支援は受け付けておりません。

今回は「中止」ではなく「延期」となります。新型コロナウイルスの脅威が収束した後の「社会の状況」も「物事の価値観」も「安全の基準」も、大きく変わった世界になっているかも知れませんが、より良い未来がそこにあることを強く願い、このプロジェクトの再開を待ち続け、引き続き支援をしていきたいと思います。

3月下旬に私たちが対峙していたのは「未来への不安」と「不確かな情報」でしたが、いま私たちが向きあっているのは「新型コロナウイルス」そのもので、不要不急の外出や移動を自粛し、新型コロナウイルスを封じ込めることに注力するという「いまできる最善策」と向き合っています。

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